OUR VALUE 私たちの強み
ステンレスBEP仕上
Blind Electro Polishing
ステンレスBEP(ベップ)仕上
指紋が目立ちにくく
除菌性が良い表面仕上げ
電車、オフィス、自宅… 身の回りにはステンレスの手すりや取手が溢れていますが触ることをためらってしまうくらい汚れていることはありませんか? 実際に、多くの人が「指紋のついた手すりを触りたくない」と感じています。
BEPとは、そんなステンレス部品に向けて開発した電解研磨をベースとしたクリーンな表面を生成する工法です。
- BEP工法は特許取得をしています(特許第5860991号)
- 第19回ステンレス協会賞 優秀賞受賞
EXAMPLES 利用シーン
FEATURES
BEP仕上の特長気になる指紋が目立ちにくく温かみのある質感!
通常、電解研磨は光沢の出る処理として利用されますが、BEPは処理をすることでステンレス表面が梨地状になります。
表面の微細な凹凸で光が乱反射し、指紋が目立ちにくくなります。
電解研磨やバフ研磨に比べ、温かみのある質感になります。
指紋が目立たなくなる理由
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平滑な面(バフ研磨など)
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微細な凹凸のある面(BEP工法)
耐食性は電解研磨の最大のメリット!
BEP工法は電解研磨の手法のひとつです。
電解研磨の特徴としてステンレスの成分であるクロムが表面に多く露出し、均一で強固な酸化被膜を成形するため、耐食性が向上します。
塩水噴霧試験後の外観(1008時間)
左:HL研磨 右:BEP処理
バフ研磨仕上げパイプの3倍、除菌性が向上!
手すりで頻繁に使用される#400バフ研磨とBEP処理を比較。
大手食品メーカーであるキッコーマン推奨の拭き取り検査を行ったところ、雑菌残りがバフ研磨面に比べると約1/3となり、高い洗浄性が得られています。
高い洗浄性の理由
BEP処理は肉眼ではブラスト処理と似ていますが、SEMで確認するとBEP処理の方が表面積が小さく、隙間に菌やウイルスが入り込みにくいのです。
微生物(黄色ブドウ球菌)を用いた 付着数、表面拭き取り後の残菌数の 違いについて
ステンレスの2種類の資料に対して、微生物を付着させ、さらに拭き取ることによって試料表面に残存する微生物数の違いを調べました。